スイスチョコレートファバラジー 林功一さん

カテゴリー: interview&report, ショコラ / Kana

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スイスチョコレートの老舗、ファバラジーを総輸入されている、
トレサードさんの運営責任者をされていらっしゃいます、
林 功一さんにお話をおうかがいしました。
ファバラジーはスイスジュネーブに程近いレマン湖畔ベルソアの町に
拠点を構えひっそりと誠実にチョコレートを作り続けてきた老舗ブランド。
数多くのチョコレートブランドが販路拡大のために合併を繰り返す中
180年以上の間かたくなに独自のブランドを守り続けてきた6世代続く
スイス最古参のメーカーのひとつです。
カカオは10数カ国から毎年厳選してとりよせ、伝統の技とレシピで
合成添加物などを一切使わずつくりあげています。カカオマス53パーセント、
良質のカカオバターとピーナツオイルを使用されています。

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とにかく、ファバラジーのチョコレートフォンデュを売りたい!もっと知ってほしい!
という思いが伝わってきて、そんな林さんの思いが一人でも多くの方に伝わると
いいなぁと思いました。

林さんはファバラジーと出会われるまではチョコレートとはほぼ無縁な生活
だったそうで、まさにチョコレートに呼ばれた人なのだと思います。
私自身、まったくチョコレートと関係ないことをしようとしていたのにある日
突然ショコラとかかわることになりましたので、とても共感しました。
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林さん◆簡単に経歴を説明させていただくと工業デザイン事務所でデザイナー、
その後プログラマーなどをしました。そして、妻の妊娠をきっかけに、稼がなくては!
と思い、石工という力仕事に転職しました。みんなには驚かれたり反対されたり
しましたけどね(笑)それが14年くらい。体力的にも限界を感じている頃に今の
ファバラジーを輸入しようとしている社長と出会いました。そして、今です。
社長も、ファバラジーに出会って、英語も全くできないのに、手探りで英語で手紙を
書いてファバラジー社と交渉して日本への輸入にこぎつけたんですよ(笑)
体当たりですよね(笑)

札谷★それは、社長もすごいですね!その社長の思いを受けて、
林さんが、インターネットショップを開設されたりなさったんですよね。

林さん◆はい。そして、開設したものの、思うように売れない時期もあり、
チョコレートって何なんだろう?ファバラジーのチョコレートの価値って
何なんだろうっていうことを考えつづけたんです。
そして、行き着いた答えは、・人と人を繋ぐ「チョコレートフォンデュ」
僕の作った最新作のページです。今僕は、「チョコレートフォンデュは、
チョコレートじゃない」と考えています。
「チョコレートとしてのおいしさ」を追求したチョコは、ファバラジーでなくても、
唸るほどありますし、ハリウッドにいるトップスター達を並べて、
誰が一番優れた俳優か順位を付けるようなもので、さしたる意味はないと
思っているからです。なぜなら、個性が違うだけで、どれも素晴らしいからです。
調べれば調べるほど、聞けば聞くほど、他のチョコレートメーカーも素晴らしいし、
それぞれの老舗メーカーには、根強いファンもいるのです。
そんな中で張り合ってみたところで、お客様の心に何かを届けられる
特長のある存在になれるとは思えないと考えるようになりました。
ファバラジーのチョコレートフォンデュでお客様にお届けできること。
チョコレートフォンデュだからこそできること。それは何だろう?と考えて、
辿り着いた結論は、「おいしさ」よりも、「楽しさ」です。

「好きな人と楽しむチョコレート」
「大切な人と楽しむチョコレート」
それが、チョコレートフォンデュだと思っています 。
ファバラジーのチョコレートフォンデュは「おうちイベント」です。
だから、できたら、お一人で召し上がって欲しくない。
大好きな人と、一緒に、笑って、召し上がっていただきたい。
乳が入っていないので、アレルギーのあるお子様でも大丈夫という
隠れた特徴もあります。
最近ではファバラジーのチョコレートフォンデュが溶けるとき、
そこに笑顔と笑い声がありますように、と願うようになりました。

札谷★素敵な願いですね(^^)フォンデユは一人でするよりもみんなで
楽しみながら思わず笑顔がこぼれてしまうような食べ物ですもんね。
石工さんになられたのも林さんの大切な家族のために!という思いが伝わってきた
のですが、石工さんからチョコレート業界にこられて感じることってありますか?

林さん◆定められた図面通り1ミリの狂いもなく仕事をすることを要求されていた
石の仕事と違い、チョコレートに限らず販売はお客様の気持ちを考えて、
どうしたら喜んでもらえるかがカギですよね。感受性のアンテナが
たっていないといけないし、発想も柔軟じゃないといけない。
手をかけると際限がないし、そうするとお店の
運営を圧迫します。そこが一番苦労しているところ、、、かなと思います。

札谷★そうですよね。接客は、人と人のつながりですもんね。
特におもにインターネットショップの運営だと思うのですが、
普段感じていらっしゃることなどは?

林さん◆インターネットのお店で来店していただいたお客様を「おもてなし」
するのはとても難しいことだなあと最近とても思います。来店してくださった
お客様が見えないからです。実際に会ったならば、お客様がどんな
方なのか、どんなものをお探しなのかが手がかりで掴めると思うのですが
、インターネットのお店では出ていかれたあとの痕跡でしか、お客様のことが
わからないのです。実際の対面販売に比べると、得られる情報はわずか
ですから、もっとよりお客様に喜んでいただけるように改善策を練るのも
勝手な思い込みで、独りよがりになりがちな気がするなぁと思っています。

ですので、楽天店ではなく独自ドメインショップでは電話でのご注文を
中心に展開していくつもりです。 自動販売機のような運営の楽さはありませんが、
お客様の生の声をきくことで、得られることはたくさんあると信じています。

札谷★きっと電話ごしに熱い思いが伝わりそうです(^^)
今後どんなふうにチョコレートとかかわっていきたいなぁと思われますか?

林さん◆自分の年齢も関係ありますけど、小学生のお子さんや中学生の
お子さんを持つお母さんが周囲に多いんです。そんなところへチョコレートフォンデユを
もっていくと、子どもたちは争うように食べますし、
お母さんたちもワインを飲んだりして上機嫌でみんな楽しそうなんですね。
こんな幸せな時間を演出できるチョコレートってちょっと他にないんじゃないかな?
と思ってるんです。
だから、もっといろいろな場面での楽しみ方を追求して
「チョコレートフォンデュのプロフェッショナル」

なりたいなと思っています!

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札谷★チョコレートフォンデユのことなら林さんにきけ!という感じですね(^^)
林さんのお勧めの食べ方はありますか?

林さん◆お勧めはチーズですね。カマンベールが結構いいですよ。
合わせるのはワインがあうと思います。
塩味がきいているものはほぼ大丈夫だと思います。
お気に入りの食べ方はそのままかじる、なんですけど(笑)
でも、「一緒にいたい人と楽しく食べる」のが一番!!

林さん、ありがとうございました!!
熱い人林さんの接客をうけてみたい方はトレサードさんをご覧になってみてくださいね!

 





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