コルマールから車で約20分くらいのところにあるnidermorschwihr村は
ジャムの妖精といわれる、クリスティーヌフェルベールさんで世界中で一躍有名と
なった小さな小さな村です。
赤い生地に大小の水玉模様のカバーをかけたフェルベールさんのジャム
はとっても可愛くてそして美味しい。
チョコレートのコンフィチュールがある、というのを初めて知ったのも、フェルベール
さんのものでした。(そのあと、いろんなメーカーからショコラのコンフィチュールが
出ているのを発見しました)
このコンフィチュールを教えてくれたのはコンフィチュールと同じようにかわいらしくて、
お菓子が大好きな当時斜め前のお店で働いていた加藤ちゃんという女の子。
今はそのお店をやめて、飲食店で働きながら自分が美味しいと思えるスイーツを出したい
と夢いっぱいの様子。またいつか紹介できたらいいなと思っています(^^)
さて。そして、日本でも買えるし、パリでも買えるフェルベールさんのコンフィチュールですが
どうしても、どんなところでできているのか見たくなってしまった私。食いしん坊にもほどがある
のですが、コルマールのツーリストインフォメーションで尋ねました。
バスは一日に1本くらいしかなく、タクシーでいくのが得策の様子。コルマールからは、
大体往復で40ユーロくらいで行けるとのことでした。
タクシー乗り場は市街地にはなく、駅前(市街と少し離れています)くらいでしかみかけなかった
ので、ホテルのフロントでタクシーを手配してもらいました。
タクシーの運転手さんは全く英語が話せない方だったので、私のほうも辞書を片手に話します。
「フェルベールはそんなに日本で有名なのか?」とかいろんなことを聞かれます。
そうしながらコルマールの市街を離れると、まわりは、なだらかな丘陵すべてがブドウ畑。
遠くの丘陵にバスがとまっていて、ワインツアーの方たちだろうと思われます。ワイン好きな方は
コルマールのツーリストインフォメーションで申し込むと日本語のワイナリーツアー一日かけて
まわるものがあるようですよ。運転手さんと交互にnidermorschwihrと発音大会。
フランスの方にも発音が難しいそうです。あとは、チェルクハイムや、エギスハイムと知ってる村の名前を言うとそれはあっちのほう!とか、それはこっち!すっごいきれいな村!
などと教えてくれます。
曜日があえば、エギスハイムのマルシェにいったり、ブリュッツェルの美味しいという、
ジルベールマルクスさんも尋ねてみたかったです。今回は断念。
また次回の楽しみが増えたと思っています。
そして「三本麦どおり」というかわいらしい名前の村のメインストリート(?)に
フェルベールさんのお店があります。村の萬屋的存在で、コンフィチュール以外
にもいろんなものを売っています。
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新聞や雑誌、ソーセージ類、キッシュに、パン、クグロフ型や、リネン。。。なんでも揃います。
私のいった秋口はショコラも登場。かわいらしいショコラが並んでいました。
私が買ったのは、エーグルドゥという酢漬けのフルーツ2種。グリオットとラズベリー。
これらは食べ方をお店の人が教えてくれました。とってもお店の方も感じがいいのです。
これはこのお店でしか買えません。(作る量が少ないのだそうです)
そして、ショコラはプラリネアマンド。ショコラのコンフィチュールに、ケーキはタルト
フランボワーズとマカロンショコラグラン(大きいマカロン)。ケーキたち、2.5ユーロと、
街中では大抵アンポルテ(持ち帰り)でも3.5ユーロくらいが相場でしたし、安かったです。
そして味のほうもため息が出るくらいにトレトレボンでした!
今、社会は少しづつ変わろうとしています。スピード化、合理化、大量生産、
都市信仰、、。そういったものが、本当に人々が幸せになるために必要だったのか?と
疑問を感じ始めた人が多くいます。
フェルベールさんは、多くの有名パティシエなどが都会で出店していく中、同じもしくは
それ以上の実力を持ちながら、生まれ故郷を愛し、自分の村で実る果物を慈しみながら
この村でお菓子やジャムをつくり、愛する家族などと一緒に暮らされています。
そういう生き方を選んだとしても世界中の人がフェルベールさんのジャムを美味しいと思い、
世界中にいる人にまで伝わって幸せにすることができるんだということを教えられました。
名誉欲、物質欲、そういったとるにたらないことに煩わされて生きるよりも、
日々自分の仕事に打ち込んで、良い仕事をすること。家族との時間を大切にすること。
大地の実りに感謝しながら生きること。これからの生き方、そんな見本をフェルベールさんの
生き方に見ています。ステキだなぁと思います。
